SES交流会をオンラインで開催する方法|主催の7ステップと60分の進行表の例
公開日:2026年9月30日更新日:2026年9月30日
SESのオンライン交流会とは?
SESのオンライン交流会とは、SES企業の営業や経営者が、ビデオ会議で案件・人材の情報交換をするイベントのことです。会場に集まる代わりに、各自が会社や自宅からパソコンで参加します。
SES交流会そのものの種類や選び方は、SES交流会の選び方と活用法|名刺を取引に変える7つのコツで詳しく解説しています。この記事では、自社が主催者になる場合のやり方に絞ります。
会場型とオンライン型の違いは、次のとおりです。
| 比べる点 | 会場型 | オンライン型 |
|---|---|---|
| 費用 | 会場代・飲食代がかかる | 無料〜ツール代だけで開ける |
| 参加できる地域 | 会場の近くに限られる | 全国から参加できる |
| 1社と話す深さ | 立ち話で深く話しやすい | 部屋分けをしないと浅くなる |
| 準備の手間 | 会場予約・受付・片付けがある | 会場の手間はなく、進行の設計が大事 |
オンライン型の一番の弱点は、全員が1つの画面にいると、1人ずつしか話せないことです。そのため、少人数の部屋に分ける進行が欠かせません。
自社でオンライン交流会を主催する3つのメリット
主催する最大のメリットは、参加した会社の案件・人材の情報が集まる「ハブ」になれることです。ハブとは、たくさんの線が集まる中心のことです。
1. 情報が自社に集まる
参加者は「主催者に相談すれば、ほかの会社ともつながれる」と考えます。会の後も、主催した会社に案件や人材の相談が届きやすくなります。
2. 参加者を自社で選べる
他社の会に行くと、相手を選べません。主催なら「インフラ案件を持つ会社」「二次請けまで」など、自社が会いたい相手に絞って呼べます。
3. 費用が小さく、全国に声をかけられる
会場代がかからないので、少ない予算で始められます。東京の会社が、地方の会社と取引を始めるきっかけにもなります。
一方で、集客に手間がかかることと、主催者の準備で会の質が決まることが負担です。最初は10〜15社ほどの小さな会から始めるのがおすすめです。
オンライン交流会を主催する手順7ステップ
オンライン交流会は、次の7ステップで準備・開催します。開催日の4週間前から動き始めると、集客に余裕が持てます。
目的と参加条件を決める(4週間前)
ツールと日時を決める(4週間前)
告知ページを作り、集客する(4〜1週間前)
申込者に事前アンケートとリマインドを送る(1週間前〜前日)
当日、進行表どおりに進める(当日)
翌日までにお礼と名簿を送る(翌日)
振り返り、次回の日程を決める(1週間以内)
ここからは、2026年11月18日(水)18:30開催の会を例に、各ステップを説明します。
ステップ1:目的と参加条件を決める
最初に決めるのは、「この会で何社と、どんな話をしたいか」です。目的があいまいだと、参加者もばらばらになり、話がかみ合いません。
目的と参加条件の決め方の例です。
| 目的 | 参加条件の例 | 会のテーマ名の例 |
|---|---|---|
| 自社エンジニアの案件を増やしたい | 案件を持つSES企業・SIer | 「インフラ案件 情報交換会」 |
| 人材を出してくれるBPを増やしたい | 自社社員エンジニアがいるSES企業 | 「Java人材 情報交換会」 |
| 地方の会社とつながりたい | 東京以外に本社があるSES企業 | 「東京×地方SES オンライン交流会」 |
参加条件は、「SES事業を行う法人の営業・経営者」のように1文で書きます。フリーランス個人や求職者の申し込みを受けるかどうかも、ここで決めておきます。
ステップ2:ツールと日時を決める
ツールは、少人数の部屋に分ける機能があるかと、無料版の時間の上限で選びます。詳しい比べ方は、次の「ツールの選び方」で説明します。
日時は、平日の夕方が集まりやすいです。会場型のSES交流会も、平日の16時ごろか18時半ごろに始まる会が多くなっています。オンラインなら、18:30開始の60分が仕事帰りの参加者にも合わせやすい長さです。
ステップ3:告知ページを作り、集客する
告知ページとは、会の内容と申し込み方法を載せたページのことです。自社サイトに作るか、イベント告知サイトを使います。集客のやり方は、後の「集客のコツ」で詳しく説明します。
ステップ4:事前アンケートとリマインドを送る
申し込みが来たら、事前アンケートで「今探している案件・人材」を聞きます。この答えを見て、当日の部屋分けを決めます。
リマインドとは、開催を思い出してもらうための連絡のことです。前日と当日の2回送ると、当日の欠席が減ります。
ステップ5:当日、進行表どおりに進める
当日は、時間を区切った進行表どおりに進めます。60分の進行表の例は、後の「情報交換を成立させる60分の進行表の例」に載せています。
ステップ6:翌日までにお礼と名簿を送る
終了後は、翌日の午前中までにお礼メールを送ります。同意を取った参加者には、参加者の一覧も一緒に送ります。
ステップ7:振り返り、次回の日程を決める
最後に、参加者アンケートの結果を見て、次回の改善点を決めます。次回の日程をお礼メールで先に知らせると、定期開催の会として覚えてもらえます。
オンライン交流会のツールの選び方
オンライン交流会のツールは、ZoomかGoogle Meetの2つから選ぶのが一般的です。どちらも参加者は無料で参加できますが、主催者が無料版を使う場合は時間の上限に注意します。
Zoom(ズーム)とは、アメリカのZoom社が提供するビデオ会議ツールのことです。Google Meet(グーグル・ミート)とは、Googleが提供するビデオ会議ツールのことです。
| 比べる点 | Zoom 無料版(ベーシック) | Google Meet 無料版(個人アカウント) |
|---|---|---|
| 1回の時間の上限 | 40分 | 3人以上なら60分 |
| 参加人数の上限 | 100人 | 100人 |
| 少人数の部屋分け | ブレイクアウトルームが使える | 無料版で使えるかは公式ヘルプで確認できず |
※ 2026年9月30日に、Zoomの料金ページとGoogle Meetのヘルプで確認しました。仕様は変わることがあるので、開催前に最新の情報を確かめてください。
ブレイクアウトルームとは、1つの会議の参加者を、いくつかの小さな部屋に分けて話せる機能のことです。交流会では、4〜5人ずつの部屋に分けて情報交換する時間に使います。
おすすめの考え方は次のとおりです。
60分の会で部屋分けもしたいなら、Zoomの有料版(プロ)を使う。Zoomの料金ページでは、プロの1回の上限は30時間です
お試しで小さく開くなら、Google Meetの無料版で60分以内にまとめる
Zoomの無料版で開くなら、40分で終わる進行にする
オンライン交流会の集客のコツ
オンライン交流会の集客は、「告知サイト」「今の取引先へのメール」「SNS」の3つを組み合わせるのが基本です。初回は、今の取引先へのメールが一番集まりやすい方法です。
| 集客の方法 | 向いている場面 | 注意点 |
|---|---|---|
| イベント告知サイト | 知らない会社にも見つけてもらう | 参加条件をはっきり書く |
| 今の取引先へのメール | 初回に確実に人数を集める | 配信停止の方法を書く |
| SNS(Xなど) | 担当者個人に届ける | 会社の公式アカウントで告知する |
| 参加者からの紹介 | 質の高い会社を増やす | 紹介してくれた人にお礼を伝える |
イベント告知サイトを使う
こくちーずプロは、「無料で使えるイベント・セミナーの告知・集客サービス」です(公式サイトの表記)。サイト内で「SES交流会」と検索すると、ほかの主催者の告知ページを見られます。書き方の参考になります。
connpass(コンパス)は、「エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム」です(公式サイトの表記)。エンジニア向けの勉強会の告知に使われます。
告知文の例
告知文には、誰向けか・何が得られるか・当日の流れを必ず書きます。
【SES企業限定】インフラ案件・人材 オンライン情報交換会 日時:2026年11月18日(水)18:30〜19:30 場所:オンライン(Zoom。URLはお申し込み後にお送りします) 参加費:無料 定員:15社(1社1名まで) ■対象 SES事業を行う法人の営業担当者・経営者の方 (インフラ・クラウド領域の案件または人材をお持ちの方) ■当日の流れ ・主催者あいさつ(5分) ・少人数の部屋に分かれて情報交換(15分×2回) ・全体での「今探している案件・人材」共有(15分) ■お申し込み時のお願い ・今探している案件・人材を1〜2行でご記入ください ・参加者の一覧(会社名・氏名・メールアドレス)を ほかの参加者と共有することに同意いただいた方のみ、 終了後に一覧をお送りします 主催:株式会社〇〇(SES事業)
取引先へ告知メールを送るときの注意
取引先に告知メールを送るときは、特定電子メール法のルールを守ります。特定電子メール法とは、広告や宣伝のメールを送るときの決まりを定めた法律のことです。
迷惑メール相談センターの説明では、メールに書くべき項目は5つです。送信者の名前、受信拒否の連絡先、拒否できる旨、住所、問い合わせ先です(第4条と省令)。メール配信のツール選びは、SESのメール一斉配信ツール比較|BP向け配信で選ぶポイント7つも参考にしてください。
告知メールに「今後は不要」と返信が来たら、その相手には送りません(第3条第3項)。返信の文例は営業メールの配信停止依頼への対応|特定電子メール法と返信例文にまとめています。
情報交換を成立させる60分の進行表の例
情報交換を成り立たせるには、全体で話す時間を短くし、少人数の部屋で話す時間を長くとることが大切です。次の進行表は、15社が参加する60分の会の例です。
| 時間 | 内容 | 主催者がやること |
|---|---|---|
| 18:30〜18:35 | 開会・主催者あいさつ | 会の目的とルールを1分で伝える |
| 18:35〜18:50 | 部屋分け1回目(4〜5人×3部屋) | 1人1分の自己紹介のあと、質問し合う |
| 18:50〜19:05 | 部屋分け2回目(組み合わせを変える) | 1回目と違う相手と同じ部屋にする |
| 19:05〜19:20 | 全体共有「今探している案件・人材」 | 1社30秒で話してもらい、チャットにも書く |
| 19:20〜19:30 | 閉会・次回の案内・アンケート | 名簿の送り方と次回の日程を伝える |
ポイントは部屋分けを2回にすることです。1回だけだと、同じ部屋で話せる相手は3〜4社で終わります。組み合わせを変えて2回に分けると、1社あたり6〜8社と話せます。
部屋分けの組み方
部屋分けは、事前アンケートの答えを見て決めます。「案件を持つ会社」と「人材を持つ会社」を同じ部屋に入れると、話がかみ合いやすくなります。
事前アンケートで、各社を「案件が多い」「人材が多い」「両方」に分ける
1部屋に、案件が多い会社と人材が多い会社を2社ずつ入れる
2回目は、1回目と重ならない組み合わせにする
各部屋に1人、話を回す役(ファシリテーター)を決めておく
ファシリテーターとは、会議や話し合いを進める役の人のことです。主催者の社員が1部屋ずつ入ると、沈黙が減ります。
1分自己紹介のひな形
部屋分けの最初に使う自己紹介のひな形です。参加者に事前に送っておくと、当日の話がスムーズになります。
・会社名と名前:株式会社〇〇の△△です ・得意な領域:インフラ(AWS・ネットワーク)が中心です ・今探している案件:AWS構築、東京・リモート可、12月開始 ・今出せる人材:ネットワーク経験5年、12月から参画可 ・商流:元請け・一次請けの案件が中心です
商流とは、SESの仕事がエンド(発注元)から、いくつもの会社を通って流れてくる経路のことです。自己紹介で商流を伝えると、相手が取引できるかをすぐ判断できます。
当日の進行を失敗させないコツ
当日の進行で一番大切なのは、時間どおりに区切り、全員が話せるようにすることです。次の準備をしておくと、当日の失敗を防げます。
開始15分前に主催者だけ先に入る:画面共有と部屋分けの動作を確かめる
名前の表示をそろえてもらう:「会社名_氏名」にすると、誰が話しているかわかる
チャットに共有欄をつくる:「今探している案件・人材」を書いてもらい、記録に残す
録画はしない:情報交換の会では、録画すると本音が出にくくなる
開会のあいさつでは、次のようにルールを伝えます。
本日はお集まりいただき、ありがとうございます。 主催の株式会社〇〇の△△です。 本日は「今探している案件・人材」を共有し合う会です。 3つだけお願いがあります。 1つ目、部屋では1人1分で自己紹介をお願いします。 2つ目、この場で聞いた案件の情報は、社外に広めないでください。 3つ目、エンジニアご本人への直接の連絡はお控えください。 では、さっそく1回目の部屋に分かれます。
3つ目のルールは、引き抜きのトラブルを防ぐためです。SESでは、取引先のエンジニアに直接声をかけることは、大きなトラブルの原因になります。
終了後のフォローのやり方
終了後のフォローは、翌日の午前中までにお礼メールを送り、1週間以内に個別の面談を設定するのが基本です。主催者から動くと、参加者との関係が一気に深まります。
参加者名簿を共有するときの注意
参加者名簿をほかの参加者に渡すときは、申し込みの時点で本人の同意を取っておきます。
個人情報保護法では、個人データを第三者に渡すときは、原則としてあらかじめ本人の同意が必要です(第27条)。第三者提供とは、自社が集めた個人の情報を、別の会社などに渡すことです。同意を取っていない人の情報は、一覧に載せないようにします。
※ この記事の法律に関する説明は一般的な情報であり、法的助言ではありません。判断に迷う場合は弁護士などの専門家に確認してください。
エンジニアの個人情報の扱い方は、スキルシートの個人情報と第三者提供の同意|SES提案で守る手順と文例で解説しています。
お礼メールの例文
件名:【御礼】11/18 インフラ案件・人材 オンライン情報交換会 各位 昨日は、オンライン情報交換会にご参加いただき ありがとうございました。主催の株式会社〇〇の△△です。 共有に同意いただいた方の参加者一覧を添付します。 一覧の取り扱いは、本会の情報交換の目的に限ってください。 当日の「今探している案件・人材」の共有内容も 下にまとめましたので、ご確認ください。 (案件・人材の共有内容) 次回は2026年12月16日(水)18:30から開催予定です。 ご案内は改めてお送りします。 株式会社〇〇 営業部 △△ 東京都〇〇区〇〇 1-2-3 電話:03-XXXX-XXXX 配信停止をご希望の方は、本メールにその旨をご返信ください。
個別の面談につなげる
お礼メールを送ったら、話がかみ合った会社には個別にオンライン面談を申し込みます。交流会の15分では、商流や支払い条件までは聞けないからです。
初回の面談で聞く内容は、SESの情報交換のやり方|初回面談で聞く質問15と次につなげるコツが使えます。その後の関係づくりは、SESのBPとの関係構築|継続取引につながる7つの習慣と連絡頻度を参考にしてください。
勉強会の形で主催する方法
交流会だけでは人が集まりにくい場合は、勉強会の形にして、後半に交流の時間をつける方法があります。勉強会とは、あるテーマについて話を聞いたり学んだりする会のことです。
SES営業向けの勉強会では、次のようなテーマが使えます。
| テーマの例 | 集まりやすい相手 | 後半の交流で話すこと |
|---|---|---|
| 法改正のポイント(フリーランス法など) | 営業責任者・経営者 | 自社の対応状況 |
| 案件の動向(クラウド・AIなど) | 営業担当者 | 今探している案件・人材 |
| 契約書のチェックのしかた | 営業事務・営業責任者 | 取引条件のすり合わせ |
進行は、前半30分を勉強会、後半30分を部屋分けの交流にします。勉強会の話し手は、自社の役員や取引先の専門家に頼むと準備が楽です。法律のテーマを扱うときは、話の内容を公的な資料で確かめておきましょう。
オンライン交流会に参加する側のコツ
主催の前に、まず他社のオンライン交流会に1〜2回参加して、進行を観察するのがおすすめです。参加者として良かった点と困った点が、そのまま自社の会の設計に生かせます。
参加するときは、次の3つを意識します。
名前の表示を「会社名_氏名」にする:誰かがすぐわかり、後で連絡をもらいやすい
1分自己紹介を用意しておく:今探している案件・人材を具体的に言う
翌日までにお礼の連絡をする:話した相手には、個別にメールを送る
会場型の交流会の地域別の探し方は、SES交流会 東京・大阪・名古屋ほかエリア別の探し方|参加前チェック付きで解説しています。
交流会を毎月続けるなら、参加者どうしが会の後も話せるSlackなどのコミュニティを作る方法もあります。運営のコツはSES営業コミュニティの活用法|Slack等で案件・人材を回すコツで解説しています。
チョータツで交流会の「前」と「後」を楽にする
ここまでの方法は、すべて自分たちで進められます。ただ、主催者がつまずきやすい点が2つあります。初回に声をかける相手が少ないことと、会の後の情報交換が続かないことです。DrivenXのツールを使うと、この2つを楽にできます。
| 場面 | 自分でやる場合 | DrivenXのツールを使う場合 |
|---|---|---|
| 声をかける相手を増やす | 告知サイト・SNS・紹介で1社ずつ | チョータツブーストで新しいパートナー企業を開拓 |
| 会の後の情報交換 | メールで案件・人材を送り合い、Excelに転記 | チョータツで連携すると、相手の営業中案件・営業中人材がデータベースになる |
| 自社の案件・人材を届ける | BCCでメールを一斉送信 | チョータツのメール配信機能でパートナーに配信 |
チョータツブーストで、会の前に相手を増やす
チョータツブーストとは、チョータツの中で新しいパートナー企業を開拓できる機能のことです。チョータツは3,000社以上が使っています。交流会の告知だけに頼らず、声をかけられる相手を増やせます。
チョータツの連携で、会の後の情報交換を続ける
交流会で出会った会社とチョータツで連携すると、相手の営業中の案件・人材を、自社のデータベースとして見られます。毎回メールで送り合わなくても、情報交換が続きます。
交流会を開いて主催者が「ハブ」になっても、情報がメールに散らばると生かしきれません。チョータツに情報を集めると、ハブの役割を仕組みにできます。
使い始める流れ
チョータツに無料で登録する
自社の案件・人材の情報を登録する(AIが入力を手伝う)
チョータツブーストで、新しいパートナー企業を開拓する
交流会で出会った会社とも連携し、お互いの営業中案件・人材を共有する
オンライン交流会でやってはいけないこと
オンライン交流会で一番避けたいのは、主催者の自社紹介ばかりで、参加者同士が話せない会にすることです。参加者は情報交換をしに来ているので、宣伝の会だと感じると次から来てくれません。
ほかにも、次のことは避けましょう。
同意なしに参加者名簿を配る:個人情報のトラブルになる
参加条件を書かずに募集する:目的の違う人が集まり、話がかみ合わない
時間を延長する:「19:30に終わる」と約束した時間は守る
全員1部屋のまま60分話す:1人ずつしか話せず、情報交換が進まない
エンジニア個人の名前や経歴を画面に出す:必要なら、名前を伏せた情報にする
よくある質問
- Q. SESのオンライン交流会は、何社くらい集まれば開催できますか?
- 8〜15社ほどあれば十分に開けます。4〜5人の部屋を2〜3つ作れる人数です。最初から大人数を狙うより、少人数で濃く話せる会にした方が、次の取引につながりやすいです。
- Q. オンライン交流会の参加費は取った方がいいですか?
- 初回は無料がおすすめです。参加のハードルが下がり、人数を集めやすくなります。回を重ねて参加者が増えたら、有料にして参加者の質をそろえる方法もあります。
- Q. Zoomの無料版で交流会を開けますか?
- 開けます。ただし、Zoomの料金ページによると、無料版は1回40分までです(2026年9月30日確認)。40分で終わる進行にするか、有料版を使いましょう。
- Q. SESの勉強会を主催するときのテーマはどう決めますか?
- 参加してほしい相手が「今困っていること」から選びます。営業責任者向けなら法改正、営業担当者向けなら案件の動向が集まりやすいテーマです。後半に交流の時間をつけると、取引にもつながります。
- Q. オンライン交流会に参加するだけでも取引先は増えますか?
- 増えます。ただし、話した相手に翌日までにお礼の連絡をし、個別の面談につなげることが大切です。交流会の15分だけでは、商流や条件までは確かめられません。
- Q. 交流会の案内メールは、名刺交換した相手に送ってもいいですか?
- 送れます。名刺などでアドレスを受け取った相手と、取引関係にある相手は、同意がなくても送れる例外です(特定電子メール法第3条第1項第2号・第3号)。ただし、送信者の名前や配信停止の連絡先などの表示は必要です。配信停止を求められたら、以後は送らないようにします。
まとめ
SES交流会のオンライン開催は、目的設定から次回の日程決めまでの7ステップで進める
ツールはZoomかGoogle Meet。無料版はZoomが40分、Google Meetが3人以上で60分まで
集客は、告知サイト・今の取引先へのメール・SNSの組み合わせ。告知文には対象と当日の流れを書く
60分の会なら、部屋分けを2回にし、案件を持つ会社と人材を持つ会社を同じ部屋にする
参加者名簿は、申し込み時に同意を取った人だけを共有する
主催すると自社がハブになる。会の後の情報交換はチョータツの連携、相手探しはチョータツブーストで楽にできる
本記事は一般的な情報の提供を目的としており、個別の法的助言ではありません。具体的な判断は弁護士・社会保険労務士などの専門家にご相談ください。
運営:チョータツSES研究所(株式会社DrivenX)|編集方針|公開日:2026年9月30日|更新日:2026年9月30日
参考資料(2026年9月30日確認)
Zoom「プランと料金」(2026年9月30日確認)
Google Meet ヘルプ「無料アカウントでの会議の制限」(2026年9月30日確認)
個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(通則編)」(3-6 個人データの第三者への提供)
個人情報保護委員会「「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」に関するQ&A」
e-Gov法令検索「特定電子メールの送信の適正化等に関する法律」
一般財団法人日本データ通信協会 迷惑メール相談センター「特定電子メール法」
こくちーずプロ「無料で使えるイベント・セミナーの告知・集客サービス」
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