SES交流会 東京・大阪・神奈川・福岡・札幌のエリア別の探し方|地方の取引の特徴と参加前チェックリスト10項目付き

公開日:2026年9月29日更新日:2026年9月29日

SES交流会はどのエリアで多く開かれている?

SES交流会は東京に集中しており、大阪・神奈川がそれに続きます。こくちーずプロの「SES交流会」特集でも、東京都・大阪府・神奈川県の開催が多く載っています(2026年9月28日確認)。

東京に集中する理由は、IT企業そのものが東京に集まっているからです。根拠となるのが、総務省・経済産業省の「令和3年経済センサス‐活動調査」です。東京都がまとめた資料では、情報通信業で東京都が全国に占める割合は次のとおりです。

項目東京都が全国に占める割合
事業所数37.2%
従業者数54.7%
売上(収入)金額66.1%

情報通信業の売上の3分の2近くが東京都に集まっています。案件も会社も東京に多いため、交流会の数も東京が最多になります。

一方で、名古屋・福岡・札幌・広島などでも、定期的に交流会を開く主催者がいます。地方では開催の回数が少ない分、1回の会で地元の主要な会社と一気につながれることもあります。

エリア別に交流会を探せる媒体

エリア別に探すときは、告知サイト・主催者の公式サイトやSNS・知り合いの紹介を組み合わせます。最初に見るべきなのは告知サイトです。

媒体探せること使い方のコツ
こくちーずプロ(告知サイト)全国の交流会を地域・日付で探せる「SES交流会」+都道府県で絞る
主催者の公式サイトその主催者の今後の開催予定定期開催の主催者をブックマークする
SNS(Xなど)主催者の最新の告知・空き状況定期開催の主催者のアカウントを追う
知り合いのSES営業地元で評判のよい会参加した感想も一緒に聞く

こくちーずプロとは、株式会社こくちーずが運営する、セミナーや交流会の告知・申し込み用のサイトのことです。「地域で探す」から、北海道から沖縄まで都道府県ごとに絞り込めます。

こくちーずプロでエリア別に探す手順

  1. 検索窓に「SES交流会」と入れる

  2. 都道府県を選ぶ(例:大阪府、福岡県)

  3. 開催日・会場・参加費・参加条件を見比べる

  4. 見つからないときは「SES」「SES名刺交換会」「IT交流会」に言葉を変える

  5. 気になる主催者の名前で検索し、公式サイトの予定も確認する

言葉を変えると、同じ地域でも別の会が見つかります。地方では「SES」だけで検索した方が、件数が増えることがあります。

近くに会がないならオンライン開催も探す

地元で開催が少ないときは、オンラインで開く交流会も候補になります。オンラインなら、地方にいながら東京や大阪の会社と話せます。

ただし、オンラインは1社と話す時間が短くなりがちです。つながった相手とは、後日あらためてオンライン面談を設定しましょう。

エリア別の探し方と特徴

エリアごとに、開かれている場所・主催者・探し方のコツが違います。ここでは2026年9月28日時点で、こくちーずプロと主催者の公式サイトで確認できた内容をまとめます。

エリア主な開催場所探し方のコツ
東京池袋・新宿・渋谷・秋葉原・銀座など数が多いので、参加条件と定員で絞る
大阪梅田・本町・心斎橋・難波など無料の会と有料の会を両方見る
神奈川横浜東京の会とあわせて探す
名古屋名古屋市内の貸会議室など開催が少ないので、見つけたら早めに申し込む
福岡博多駅前の貸会議室など「SES」だけで検索すると見つけやすい
札幌札幌駅前のビジネススペースなど定期開催の主催者を追いかける

東京:数が多いので「条件」で選ぶ

東京は開催数が多いため、探すより「選ぶ」ことが大切です。2026年9〜11月の告知を見ると、池袋・新宿・渋谷・秋葉原・銀座などで毎週のように開かれています。

平日の18時〜20時ごろの開催が多く、仕事帰りに参加しやすいのが特徴です。数が多い分、参加条件(SES・IT業界限定か)と定員(少人数か大規模か)で絞り込みましょう。

東京では、Doomoが新宿などで「SES交流会」(参加費3,000円・税込)を開いています。選び方の基準は、SES交流会の選び方と活用法で詳しく解説しています。

東京で無料の交流会を探すには

東京で無料の会を探すなら、こくちーずプロの「SES交流会 無料」特集を見るのが早いです。特集ページには、「完全無料」とうたう会が複数載っています。

無料の会には、1社1名までは無料で、2名目から有料になるものもあります。申し込む前に、人数の条件を確かめましょう。

無料の会は参加者が多くなりやすいので、目的を1つに決めてから行くと空振りを防げます。

大阪:梅田・本町が中心

大阪は東京に次いで開催が多いエリアです。梅田・本町・心斎橋・難波の会議室やコワーキングスペースで開かれています。

フューチャー・スクウェア株式会社は、大阪市中央区で無料の情報交換会を開いています(1社1名まで無料)。Doomoも梅田・心斎橋で「SES交流会」を開いています。無料と有料の両方があるので、目的に合わせて選べます。

神奈川:横浜の会と東京の会をあわせて探す

神奈川は、横浜で開かれる会と東京の会をあわせて探すのがおすすめです。横浜の県民センターや会議場などで開かれる会が、こくちーずプロに載っています。

神奈川からは東京の会場にも通いやすいので、両方の予定を見比べましょう。移動時間の短い方を選ぶのが基本です。「SES営業3年目以上」のように、経験年数で参加者を絞った会も見つかります。

名古屋:開催が少ないので早めに申し込む

名古屋は東京・大阪に比べて開催が少ないエリアです。2026年9月28日の時点では、zetto(ゼット)の有料の会が載っていました。株式会社セラクが主催する無料の会もありました。

次の開催まで間が空くことが多いので、気になる会を見つけたらすぐ申し込みましょう。

福岡:博多駅前の会議室が中心

福岡では、博多駅前の貸会議室を中心に交流会が開かれています。無料の会が多く、一部に先着割のある有料の会もあります。

主な主催者は、microsyz(ミクロシーズ)、フューチャー・スクウェア株式会社、zetto、発注ナビ株式会社です。こくちーずプロでは「SES交流会」より「SES」で検索した方が見つけやすいです。

札幌:定期開催の主催者を追いかける

札幌では、札幌駅前のビジネススペースなどで交流会が開かれています。フューチャー・スクウェア株式会社の無料の会と、zettoの有料の会が中心です。

主催者の数が少ないため、定期開催している主催者の予定を追いかけるのが確実です。

そのほかの地域

広島など、ほかの地域でも交流会は開かれています。たとえば、フューチャー・スクウェア株式会社は広島市中区でも無料の会を開いています。

自社のある地域で見つからないときは、近くの大きな都市で検索しましょう。

地方の会社と取引するときの特徴

地方の会社と組むときは、リモート可否・出社の頻度・交通費の負担・単価の基準の4つを先に確かめます。東京の会社同士の取引と同じ感覚で進めると、条件が合わないことがあるからです。

確認することなぜ確認するか聞き方の例
リモート可否地方のエンジニアを東京の案件に出せるかが決まる「フルリモートは可能ですか?」
出社の頻度月1回の出社でも、遠方だと負担が大きい「出社は月に何回ありますか?」
交通費出社の交通費を誰が持つかで、利益が変わる「出社時の交通費はどちらの負担ですか?」
単価の基準東京の相場か地元の相場かで、提示額がずれる「単価は東京の案件と同じ基準ですか?」

リモート可否は最初に聞く

地方の会社と組むときに、一番大事なのがリモート可否です。フルリモートなら、地方のエンジニアを東京の案件に出せます。反対に常駐なら、その地域の案件だけが対象になります。

「リモート可」と書かれていても、「最初の1か月は常駐」「月1回は出社」といった条件がつくことがあります。細かい条件まで確認しましょう。

単価は「どの相場か」をそろえる

単価の話は、東京の相場と地元の相場のどちらを基準にするかを先にそろえます。基準がずれたまま話すと、提案のたびに「高すぎる」「安すぎる」とすれ違います。

相場の調べ方は、SESの単価相場|職種・スキル別の月額目安と相場の調べ方3つで解説しています。

商流の深さも確かめる

地方の会社が東京の案件を持っている場合は、商流が何社目かを確かめます。商流とは、エンド(発注元)から仕事が何社を通って流れてくるかの経路のことです。間に入る会社が多いほど、単価は下がりやすくなります。

商流の見分け方は、SESの一次請け・二次請けの違いを参考にしてください。地方の会社と継続して組む場合の段取りは、SES協業の進め方|IT企業と組む5ステップで解説しています。

遠方の交流会に行くか決める基準

遠方の交流会は、「その地域で取引したい会社がはっきりしているか」で行くかどうかを決めます。目的がないまま遠方の会に行くと、移動の時間と費用だけがかかります。

次の3つのうち、2つ以上当てはまるなら参加する価値があります。

  1. その地域の案件に出せるエンジニアが自社にいる

  2. その地域に、自社の案件を任せたい会社がある

  3. 出張のついでに、その地域の取引先にも会える

1つも当てはまらない場合は、交流会よりもオンラインでの開拓を先に試しましょう。

参加前チェックリスト10項目

エリアを問わず、交流会に申し込む前に次の10項目を確かめましょう。特に1〜4は、当日の成果を大きく左右します。

#確認すること見るポイント
1参加の目的案件がほしいのか、人材がほしいのかを1つに決める
2参加条件SES・IT業界に限っているか
3定員と形式少人数で話すか、大人数で名刺を集めるか
4主催者開催回数、公式サイトの有無
5参加費無料か有料か。2名目から有料になるか
6会場と移動時間往復の時間も含めて考える
7開催日時平日夕方か日中か。当日の仕事と重ならないか
8持ち札すぐ出せる人材・案件をメモにまとめたか
9名刺定員の人数分を用意したか
10フォローの予定翌日の午前にフォローメールを送る時間を空けたか

8の持ち札とは、今すぐ相手に出せる人材と案件の情報のことです。人材の情報はスキルシートの形で準備しておくと、翌日すぐに送れます。

交流会で出会った会社を確かめる方法

交流会で出会った会社と取引を始める前に、会社が実在するかを確かめましょう。国税庁の法人番号公表サイトで、正式な社名と所在地がわかります。

派遣もしている会社なら、厚生労働省の人材サービス総合サイトで許可の有無がわかります。手順は労働者派遣の許可番号を検索する方法で解説しています。

エリアをまたいだ開拓はチョータツで楽にする

自分でやる場合は、エリアごとに告知サイトを見て、会場まで移動し、名刺交換した会社にメールで連絡します。地方の会社と組みたいときほど、移動の時間と費用が重くなります。DrivenXのツールを使うと、移動せずに取引先探しと情報交換を進められます。

場面自分でやる場合DrivenXのツールを使う場合
遠方の取引先を探すその地域の交流会まで出張するチョータツブーストで新しいパートナー企業を開拓
相手の案件・人材を知る相手から届くメールを読み、Excelに写すチョータツで連携すると、相手の営業中案件・営業中人材がデータベースになる
自社の情報を届ける地域ごとにメールを送り分けるチョータツのメール配信機能でパートナーに配信

チョータツでできること

  • チョータツブースト:チョータツの中で、新しいパートナー企業を開拓できる

  • 他社との連携:連携した会社の営業中案件・営業中人材を、自社のデータベースとして見られる

  • メール配信:自社の案件・人材の情報を、パートナーへまとめて配信できる

チョータツは3,000社以上が利用していて、無料で始められます。近くの交流会では顔を合わせて信頼をつくり、遠方の会社とはチョータツでつながる、という使い分けがおすすめです。

使い始める流れ

  1. チョータツに無料で登録する

  2. 自社の案件・人材の情報を登録する(AIが入力を手伝う)

  3. チョータツブーストで、新しいパートナー企業を開拓する

  4. つながった会社や交流会で出会った会社と連携し、営業中の案件・人材を共有する

よくある質問

Q. 東京でSES交流会はどのくらいの頻度で開かれていますか?
2026年9月28日に告知サイトを確認しました。池袋・新宿・渋谷などで、毎週のように開催予定が載っていました。平日の18時〜20時ごろの開催が多いです。
Q. 大阪で無料のSES交流会はありますか?
あります。フューチャー・スクウェア株式会社が大阪市中央区で、1社1名まで無料の情報交換会を開いています。こくちーずプロで「SES交流会」と大阪府を選ぶと、ほかの無料の会も見つかります。
Q. 福岡や札幌でもSES交流会は開かれていますか?
開かれています。福岡は博多駅前の会議室、札幌は札幌駅前のビジネススペースなどが会場です。どちらも定期開催の主催者がいるので、その予定を追いかけるのが確実です。
Q. 神奈川の会社は、東京と神奈川どちらの交流会に行くべきですか?
取引したい相手がいる方を選びましょう。東京の案件をねらうなら東京の会、地元の会社とつながりたいなら横浜の会がおすすめです。
Q. 地方のSES企業と取引するときの注意点は何ですか?
リモート可否・出社の頻度・交通費の負担・単価の基準の4つを先に確かめましょう。条件の食い違いを防げます。
Q. 近くで交流会が開かれていないときは、どうすればいいですか?
近くの大きな都市の会を探すか、チョータツブーストで新しいパートナー企業を開拓しましょう。ほかの探し方はSESパートナー募集企業の一覧と探し方7選で紹介しています。

まとめ

  • SES交流会は東京が最も多く、大阪・神奈川が続く。名古屋・福岡・札幌・広島でも開かれている

  • 東京に多い理由は、情報通信業の売上の66.1%が東京都に集まっているから(令和3年経済センサス‐活動調査)

  • エリア別に探すなら、こくちーずプロで「SES交流会」と入れて都道府県で絞る

  • 東京の無料の会は、こくちーずプロの「SES交流会 無料」特集で探す

  • 地方の会社と組むときは、リモート可否・出社頻度・交通費・単価の基準を先に確かめる

  • 遠方の取引先探しはチョータツブースト、つながった後の情報交換はチョータツの連携とメール配信で楽になる

運営:チョータツ(株式会社DrivenX)|編集方針|公開日:2026年9月29日|更新日:2026年9月29日

参考資料

関連する記事