SESの面談結果が遅いときの催促方法|目安日数と遅れる理由、段階別の催促メール例文5つ

公開日:2026年9月30日更新日:2026年9月30日

SESの面談結果は何日で来る?連絡の目安日数

SESの面談結果は、面談から2〜3営業日で届くのが一般的な目安です。5営業日(約1週間)を過ぎたら「遅い」と判断し、確認の連絡を入れます。

面談結果とは、客先(またはその上の会社)が「このエンジニアに参画してもらうか」を決めた返事のことです。SESの面談は、準委任契約の前に行う「顔合わせ」や「スキルの確認」の場として行われます。

なお、この数字は公的な統計ではありません。2026年9月時点で、SESの面談結果の日数を示す国や業界団体の調査は見当たりません。SES営業の現場で使われている目安として読んでください。

経過日数(営業日)状態の目安営業がやること
当日〜1日早い案件はここで決まるお礼の連絡と、回答予定日の確認
2〜3日よくある回答時期予定日を過ぎたら軽く確認する
4〜5日やや遅い状況と次の見通しを聞く
6日以上遅い。見送りの可能性も回答期限を伝え、並行提案を強める

営業日とは、土日・祝日を除いた、会社が動いている日のことです。たとえば2026年10月は、12日(月)がスポーツの日で休みです。10月9日(金)に面談した場合、3営業日後は10月15日(木)になります。

「連絡がない」ときは、まず自社側を疑う

面談結果の連絡がないとき、先に確認したいのは自社の上の会社で止まっていないかです。結果は客先から出ても、商流の途中の会社が転送を忘れていることがあります。

次の3つを、催促の前に確かめましょう。

  1. 自分宛てのメールが迷惑メールに入っていないか

  2. 社内の別の営業やBP担当に届いていないか

  3. 上の会社の担当者が休みで、転送が止まっていないか

面談結果が遅れる3つの理由

面談結果が遅れる理由は、商流の深さ・客先の社内決裁・他候補との比較の3つに分けられます。どれに当たるかで、催促のしかたと待つ期間が変わります。

理由よくある状況見分け方待つ目安
商流が深い結果が何社も経由して届く間に入る会社が2社以上ある+1〜2営業日
社内決裁予算・人数枠の承認待ち「上に確認中」と言われる+3〜5営業日
他候補と比較別の人の面談がまだ残っている「他の方の面談後に」と言われる最後の面談日+2営業日

理由1:商流が深く、結果が伝わるのに時間がかかる

商流とは、SESの仕事がエンド(発注元の会社)から、いくつもの会社を通って流れてくる経路のことです。自社とエンドの間に会社が多いほど、結果は1社ずつ転送されて届きます。

1社あたり半日かかると、3社を経由するだけで1営業日以上遅れます。面談を受ける前に、自社がエンドから数えて何番目かを確認しておきましょう。

聞き方の例文はSESの商流の確認方法|何次請けかの見分け方と質問例文で紹介しています。

理由2:客先の社内決裁に時間がかかっている

決裁とは、会社の中で予算や人の受け入れについて、上の立場の人が承認することです。現場のリーダーが「この人でいきたい」と思っていても、部長や購買部門の承認待ちで止まることがあります。

月末・期末(3月・9月)や、予算の見直し時期は特に遅れやすくなります。この場合は、催促しても早まりにくいです。いつ決裁が下りる予定かを聞き、その日まで待つのが現実的です。

理由3:他の候補者と比べている

客先が複数の会社から候補を集めている場合、全員の面談が終わるまで結果を出さないことがあります。最後の候補の面談日がわかれば、結果が出る日もおおよそ読めます。

「他の方と比べています」と言われたら、見送りの可能性も考えておきます。エンジニアの気持ちが離れないように、状況を正直に共有しましょう。

催促の前にやること:面談当日に回答予定日を聞く

催促をうまく進めるいちばんの方法は、面談の当日に「いつまでに結果をいただけますか」と聞いておくことです。予定日がわかっていれば、催促ではなく「予定日の確認」として連絡できます。

回答期限とは、「この日までに結果をください」と相手と決めておく日のことです。期限は、エンジニアの事情と合わせて伝えると、相手も受け入れやすくなります。

面談の当日にやることを、順番にまとめます。

  1. 面談の最後、または直後の連絡で、回答予定日を聞く

  2. エンジニアに、他の案件の選考状況を聞いておく

  3. 他の選考があれば、その回答日を上の会社に伝える

  4. 回答予定日を、社内の案件管理表やツールに記録する

  5. その日の夕方までに、お礼の連絡を送る

面談の段取り全体は、SES面談の流れ|2回面談になる理由と営業の段取り7ステップで詳しく解説しています。

段階別の催促スケジュール

催促は、4つの段階で少しずつ強めます。いきなり期限を切るのではなく、「お礼 → 確認 → 状況の質問 → 期限の提示」の順に進めます。

段階送る時期(目安)ねらい使う例文
1. お礼面談の当日〜翌営業日感触を伝え、予定日を確かめる例文1
2. 軽い確認回答予定日の翌営業日結果が出ているかを聞く例文2
3. 状況の質問面談から3〜5営業日遅れの理由と見通しを聞く例文3
4. 期限の提示面談から5営業日以降回答期限を伝える例文4・5

電話とメールは、使い分けます。段階1・2はメール、段階3以降は電話のあとにメールで残すのがおすすめです。電話だと遅れの本当の理由を聞きやすく、メールは言った・言わないを防げます。

やってはいけない催促

次のような催促は、相手との関係を悪くします。

  • 1日に何度も連絡する:相手も上の会社の返事を待っていることが多い

  • エンドに直接連絡する:商流を飛ばすことになり、取引停止の原因になる

  • 「他社で決まりそう」と作り話をする:あとで信用を失う

  • エンジニアに直接確認させる:窓口が混乱する

商流を飛ばすリスクはSESの商流飛ばしは違法?営業が知るべきリスクと防ぎ方5つで解説しています。

SESの面談結果の催促メール例文5つ

ここからは、段階ごとにそのまま使えるメール例文を紹介します。どの例文も、相手を責めない・自社の事情を具体的に書く・返事がほしい日を書くの3点を守っています。

例文の日付は、2026年10月6日(火)に面談をした想定です。

例文1:面談当日のお礼と回答予定日の確認

例文・テンプレート
件名:【御礼】10/6(火)面談の件(山田/Java)

株式会社〇〇
△△様

いつもお世話になっております。株式会社□□の佐藤です。
本日は、弊社エンジニア山田との面談のお時間をいただき、
ありがとうございました。

山田からも「業務内容がイメージでき、ぜひ参画したい」と
前向きな声が出ております。

恐れ入りますが、結果のご連絡はいつ頃になりそうでしょうか。
山田は別案件の選考も進んでおり、そちらの回答が
10/9(金)に出る予定です。
可能であれば、10/8(木)までにご意向をいただけますと幸いです。

引き続きよろしくお願いいたします。

例文2:回答予定日を過ぎたときの軽い確認

例文・テンプレート
件名:Re:【御礼】10/6(火)面談の件(山田/Java)

△△様

お世話になっております。株式会社□□の佐藤です。
10/6(火)に面談いただいた山田の件で、ご連絡いたしました。

その後、エンド様からのご回答はございましたでしょうか。
まだ検討中でしたら、現在の状況だけでも
お知らせいただけますと助かります。

お忙しいところ恐れ入りますが、よろしくお願いいたします。

例文3:3〜5営業日たったときの状況の質問

例文・テンプレート
件名:10/6(火)面談の件 ご状況の確認(山田/Java)

△△様

お世話になっております。株式会社□□の佐藤です。
山田の面談結果について、改めてご状況をお伺いできればと思います。

もし社内でのご承認待ちや、他の候補の方との比較中でしたら、
ご回答の見込み日だけでも教えていただけますでしょうか。
山田の次のスケジュールを調整するため、参考にさせてください。

追加で必要な情報(スキルシートの補足、参画可能日など)が
ございましたら、すぐにご用意いたします。

例文4:回答期限を伝える

例文・テンプレート
件名:10/6(火)面談の件 ご回答期限のご相談(山田/Java)

△△様

お世話になっております。株式会社□□の佐藤です。
山田の面談の件、ご検討いただきありがとうございます。

大変恐縮ですが、山田は他案件からも参画のお声がけをいただいており、
10/14(水)中にお返事をする必要がございます。

つきましては、10/13(火)までに可否をお知らせいただけますでしょうか。
期限までにご回答が難しい場合も、一度ご連絡をいただけますと幸いです。

例文5:期限を過ぎたので並行提案を進めると伝える

例文・テンプレート
件名:10/6(火)面談の件 今後の進め方について(山田/Java)

△△様

お世話になっております。株式会社□□の佐藤です。
山田の面談の件で、今後の進め方をご連絡いたします。

10/13(火)までにご回答をいただけなかったため、
山田については、本日より他案件のご提案を進めさせていただきます。

もちろん、貴社のご意向が固まりましたら、ぜひご連絡ください。
その時点で山田が空いていれば、優先してご相談させていただきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

見送りの連絡を受けたときは、理由を1つだけ聞いて次の提案に活かします。聞き方と記録法はSES面談の見送り理由の聞き方|例文と次の提案に活かす記録法にまとめています。

待つ間の並行提案:切り替えの判断基準

面談結果を待つ間も、エンジニアの次の案件探しは止めないのが基本です。ただし、並行提案はエンジニアの同意と相手への正直な共有がそろって初めて進めます。

並行提案とは、1人のエンジニアを、同じ時期に複数の案件へ提案することです。結果待ちの時間をむだにしないために使います。一方で、両方から「参画してほしい」と言われたとき、1社を断ることになります。

並行提案に力を移す目安

次のどれかに当てはまったら、並行提案に力を移すのがおすすめです。

状況判断
面談から5営業日を過ぎても、回答の見込み日がわからない並行提案を本格的に進める
「他の候補と比べている」と言われ、最後の面談日も不明並行提案を進める
決裁待ちで、決裁日がはっきりしている決裁日までは待つ。ほかは準備だけ
エンジニアの参画希望日まで2週間を切った待機を避けるため並行提案を優先する

並行提案で気をつけること

並行提案をするときは、次の3点を守りましょう。

  1. エンジニアに了解をとる:どの案件に出すかを、本人に毎回伝える

  2. スキルシートの共有範囲を決める:出す先ごとに、本人の同意をとる

  3. 先に決まったら、すぐ連絡する:結果待ちの相手にも、その日のうちに伝える

スキルシートには、氏名以外でも個人がわかる情報が入ることがあります。個人情報を他社に渡すときは、本人の同意が原則です(個人情報保護法 第27条)。

ルールの作り方はSESの並行営業のルール|トラブルを防ぐ5つの決まり事と伝え方の例文で解説しています。

両方から「参画してほしい」と言われたら

両方から良い返事が来たら、先に回答期限を伝えていた相手の順番を守るのが筋です。そのうえで、エンジニアの希望と条件を比べて決めます。比べ方の基準と断り方の例文は、SESで複数の案件に同時合格したら|選ぶ基準と断り方の例文で紹介しています。

断る側には、その日のうちに理由を添えて連絡します。例文5のように「空きが出たら優先して相談する」と伝えると、次の取引につながります。

催促しても結果が来ないときの対処

期限を伝えても返事がない場合は、見送りとして扱うのが現実的です。そのうえで、なぜ返事がなかったのかを振り返り、次の提案に生かします。

内示とは、正式な契約の前に「参画をお願いする予定です」と伝えられることです。内示が出たあとで取り消されると、損害の話になることもあります。内示が出た時点で、開始日と条件をメールで確かめておきましょう。

内示の取消しへの対応は、次に読む記事の「内示キャンセル」で解説しています。

返事が来なかった案件は、次の項目を記録しておくと、同じ失敗を防げます。

  • どの会社・どの商流の案件だったか

  • 面談から何営業日たっても返事がなかったか

  • 当日に回答予定日を聞けていたか

  • エンジニアは最終的にどこへ参画したか

記録がたまると、「この会社は返事が遅い」「この商流は結果が届かない」という傾向が見えます。次からは、提案する前に回答期限を決めておくなど、手を打てます。

面談後のフォローでやること

面談後のフォローとは、結果を待つ間に、エンジニアと上の会社の両方と連絡を保つことです。催促だけでなく、次の3つを行うと、決まる確率も関係も上がります。

  1. エンジニアへの報告:面談の手応えと、結果の予定日をその日のうちに伝える

  2. 上の会社への補足:面談で答えきれなかった質問があれば、翌営業日までに文章で答える

  3. エンジニアへの途中報告:結果が遅れていれば、2〜3営業日ごとに状況を伝える

エンジニアは、結果を待つ間に不安になり、他社の案件に気持ちが移ることがあります。「まだ連絡がない」ことも報告するだけで、信頼を保てます。

面談は「顔合わせ」の場として進める

SES(準委任契約)の面談は、エンジニアのスキルや人柄を確かめる顔合わせの場として行われます。誰を現場に出すかを最終的に決めるのは、エンジニアを雇っている自社です。

根拠は、厚生労働省の「37号告示に関する疑義応答集(第3集)」です。Q7では、発注者が特定の人を指名したり、就業を拒んだりすると、適正な請負等とは認められないと示されています。結果の連絡でも、「参画の可否」は契約条件の確認として扱いましょう。

チョータツで結果待ちの管理と並行提案を楽にする

ここまでの方法は、Excelやメールでも実行できます。ただ、提案中の案件が10件、20件と増えると追いきれなくなります。どの案件が面談から何日目か、誰が並行提案中かの把握が大変です。

DrivenXのチョータツとは、SES営業の案件・人材の情報を管理・共有するツールのことです。3,000社以上が利用していて、無料で始められます。

場面自分でやる場合チョータツを使う場合
結果待ちの把握Excelに面談日と予定日を手入力案件・人材の情報をまとめて管理し、チームで共有
並行提案の候補探し届いたメールを1通ずつ読んで探す他社と連携すると、営業中案件がデータベースになる
新しい案件への提案BCCで一斉に送るメール配信機能で、パートナーへまとめて配信
情報の登録1件ずつ手で入力AIが入力を手伝う

特に効くのは、結果待ちの間の並行提案です。他社と連携すると、相手の営業中案件を自社のデータベースとして探せます。面談結果が遅れても、エンジニアの次の選択肢をすぐに用意できます。

使い始める流れ

  1. チョータツに無料で登録する

  2. 自社の人材(結果待ちのエンジニアを含む)を登録する

  3. 取引のある会社と連携し、営業中案件を見られるようにする

  4. 結果待ちが5営業日を過ぎたエンジニアから、並行提案の候補を探す

よくある質問

Q. SESの面談結果は、何日くらいで来るのが普通ですか?
2〜3営業日が目安です。5営業日(約1週間)を過ぎたら遅いと考え、状況を確認しましょう。公的な統計はないため、自社の実績で目安を作るのが確実です。
Q. 面談結果の連絡がないのは、不合格という意味ですか?
そうとは限りません。商流の途中で止まっている、客先の決裁待ち、他の候補と比較中のこともあります。まずは上の会社に、状況と見込み日を聞きましょう。
Q. 催促のメールは、何回まで送ってよいですか?
「お礼・軽い確認・状況の質問・期限の提示」の4回を目安にします。1日に何度も送るのは避け、段階3からは電話を先にかけましょう。
Q. エンドに直接、結果を問い合わせてもいいですか?
やめましょう。商流を飛ばすことになり、上の会社との取引が止まる原因になります。結果の確認は、直接の取引先にだけ行います。
Q. 結果待ちの間に、他の案件へ提案してもいいですか?
エンジニア本人の同意をとれば、進めてかまいません。先に決まったら、結果待ちの相手にもその日のうちに連絡しましょう。
Q. 催促してもまったく返事がない場合は?
伝えた回答期限を過ぎたら、見送りとして扱い、並行提案に切り替えます。その旨をメールで伝えておくと、あとで揉めません。

まとめ

  • 面談結果は2〜3営業日が目安。5営業日を過ぎたら遅いと考えて動く

  • 遅れる理由は「商流の深さ・社内決裁・他候補との比較」の3つ

  • 催促のいちばんのコツは、面談当日に回答予定日を聞いておくこと

  • 催促は「お礼 → 軽い確認 → 状況の質問 → 期限の提示」の4段階で進める

  • エンドへの直接連絡や、作り話での催促はしない

  • 待つ間も、エンジニアの同意をとって並行提案を進める

  • 結果待ちの管理と並行提案の候補探しは、チョータツで楽にできる

本記事は一般的な情報の提供を目的としており、個別の法的助言ではありません。具体的な判断は弁護士・社会保険労務士などの専門家にご相談ください。

運営:チョータツSES研究所(株式会社DrivenX)|編集方針|公開日:2026年9月30日|更新日:2026年9月30日

参考資料(2026年9月30日確認)

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